泥落とし勤行記

高校球児の更年期母による泥落としの記録です

今日の泥

外気温 一桁

泥レベル★☆☆☆☆

 


f:id:Hanako_Yokomori:20230205100654j:image

f:id:Hanako_Yokomori:20230205100705j:image


f:id:Hanako_Yokomori:20230205100716j:image

f:id:Hanako_Yokomori:20230205100741j:image


食事改善指導が始まり案の定、夫がキレている。彼は普段から「医者は信用出来ない、薬はなるべく飲まない、免疫力を上げるのが一番」という信条で生きているので、ビタミンを始めとした食物の栄養素に関してはめちゃくちゃ詳しい。その夫と生活してるので、おかげさんで私もある程度の知識はある方だと思う。なので、言われんでも息子の食事には夫婦共にかなり気を使ってきたと自負している。私が一度倒れてからは、朝食と弁当は基本的に夫が担当している。私から見ると、もう少し手を抜けばいいのにと思うくらい、冷凍食品も含めておかずがたくさんの立派なお弁当を毎日作っている。

 

ところが、指導担当者から「朝食に○○が足りてないから○○を足せ」などと指摘が入る。これ以上、どうしろと??夫がキレるのも無理は無いが、その件で担当者に長文メールで質問を送り、回答が来たらまたキレて、誤りを正すメールを送ったりし始めて、鬱陶しいことこの上ない。相手のアドレスを直接知らないので経由させられる息子が、大層気の毒である。

 

そもそも事の発端は「朝食を食べていない子が居る」だった。

もちろんそれは良くないだろう。でも数十人のチームの中で一人か二人だ。

なぜ“連帯責任”になるのか。きちんと目標体重(というのを決めさせられている)クリアしている子はやらなくて良いのでは?

ちなみに「目標体重からマイナスになってしまった子が多くなってしまったから、チーム全体としてやります」という説明もあったが、そりゃそうだろう。インフルクラスターがあったからだ。食べることだけは常に1軍の我が子でさえ食欲が落ちて、戻るのに一週間ほど要した。

そして、そのクラスターを招いたのは誰か?指導陣である。

 

もっと言うと、帰宅が遅いので夕飯が10時過ぎはザラなのだ。次の日の朝が4時起きで集合なら、食べられなくても無理はない。せめて翌日が遠征などで朝が早くなる事がわかっている日だけでも、練習時間を短縮して早く家に返せば良いだけの話である。

息子に「今日は何が原因で遅くなったの?」と聞くと大抵は「〇〇さんの話が長かったから」と言う。指導陣がダラダラと、時には30分以上説教したところで「疲れたしお腹すいたし早く帰りたい」気持ちでいっぱいの高校生男子の頭に入るだろうか?もちろんきちんと頭に入るお子さんもおられるだろう。しかし、わが息子に関して言えば「何かよくわからんけど長々と怒られた」事しか残っていない。そしてまた翌日の朝が早いので、深く考える余裕もなく寝るしかない。

 

早く部活引退しないかな。

 

最近はもうこの一念しか浮かばない。どれもこれも、私の考えとは合わない世界。

入る前からそれはわかり切っていたから、野球など本当はやらせたくなかった。

息子がやりたいと言うから、野球が好きだからという気持ちを大切にしたいから付き合ってきたまでである。

 

小学生までは、まだ楽しかった。

お茶当番やお手伝いは大変だったけど、まだのびのびと楽しむ子供の姿が見られた。

 

好きな筈のスポーツを続けてきただけの筈なのに、何故こんなに家族が全員辛くなるのか。理解に苦しむ。